momo vol25
P112〜117 リメイクLESSON
今回のお話をいただいてから、考えて、悩んで、試して、出来上がった
3点のリメイク作品🌿
作り方はmomo誌面を見ていただければ間違いないので
このblogには誌面に書ききれなかった私のつぶやき的な内容をつらつらと写真と共に綴りたいと思います
型紙をトレースする必要がなく、着なくなった服やサイズアウトした服を
"もういちど楽しむことができる" リメイクならではの魅力が
見てくださる方に少しでも伝われば嬉しいです^^
とはいえ私自身、普段は布の状態から服作りをしているため
リメイク企画はすごーくむずかしかったです。
作ることが、ではなく、アイデアをひねり出すことが。
リメイクリメイクした服にならないように
きちんとした仕上がりになるようにバランスの試行錯誤
振り返ってみると、一番最初の試作品はとてもじゃないけど公にはお見せできない
仕上がりだったなと思います笑
(手作り感満載!(笑)信じてGOサインを出してくれた編集さんには感謝しかないです)
何度も形にして見直して最終形態が今回の3アイテム!
( 試作を仕上げては試着をして動いて、バランスを確認するために協力してくれた2人..♡ )
どうしても、他にはないものを作りたい。
作るなら、ありそうで...ないものを!と思ってしまうためとことん
これはcodamariのアイテムを作る時にもいつも思っていることでもあるのですが
工夫に工夫を重ねて
出来上がりました
この"お絵描きベスト"は、サイズアウトしたオーバーオールを使います
小さなこどものオーバーオール姿が大っっスキな私ですが
すくすく身長の伸びる幼少期
どうしてもぱつぱつになりサイズアウト..着ることができなくなるオーバーオールを
使用しました^^
オーバーオールは元々ポケットが沢山ついている物が多いので
ポケットがいっぱいのベストになります。
これがとても使い勝手がよく◎
お絵描きするための筆や絵の具を入れてみたり
お散歩では
木の実や石ころ..貝殻.. 季節の宝物を集めることがだいすきなこどもたちにぴったり♪
リメイク方法も、吊りズボンや吊りスカートと比べると簡単で
ロックミシン不要です。
使用するオーバーオールのサイズ次第で小さなサイズから大きなサイズまで
作り方は同じでいろいろなサイズで作ることができます。
なんなら、大人サイズも◎
ちなみに掲載している着用方法とはちがって、前後を逆に着用しても可愛いです。
コーディネートもしやすい一着なので
リメイクのきっかけの一着にもぜひ
あとの2つのアイテムはどちらも大人シャツからのリメイク
材料となる大人シャツはきっとどのご家庭にも一枚はあるものかと♪
吊りズボンはシャツの袖部分をそのままパンツとして使用するため
裁断や縫製が、一から作るより少ない工程で仕上がるのがうれしいポイント
股上を縫う→肩紐を作る→ウエストまわりを仕上げる。大まかにですがこの工程で仕上がります
吊りスカートはシャツ裾の三つ折りをそのまま使うので処理が少なく済み
吊りズボンも吊りスカートも
前たてのボタンホールをそのままウエストに使うので
穴あけの作業をせずボタンホールのある一着に仕上がるのでこれが地味にとても良い
試作品・半袖シャツから吊りズボンへリメイク
↓
半袖を使うとそのままハーフパンツの吊りズボンに仕上がるので
これからの季節、特におすすめです
吊りズボンに使用するシャツ選びのポイントは
とにかく肩にギャザーやボリュームのないものを。
そして、できるだけ袖の縫い目のラインが強調されていないシャツがおすすめです
(袖周りのラインがそのまま仕上がりに現れるため)
サイズ感や柄、仕上がりのイメージを確認するためにも
ハサミを入れる前に実際にお子さまに、袖部分に足を通してもらうとイメージしやすいと思います。
吊りスカートに関してはきっとどんな色や柄、素材のシャツを使っても
可愛く仕上がるのではないかなと♪
試作で作ったコーデュロイシャツの吊りスカートは
秋冬にはニットなどと合わせても絶対に可愛い。
合わせやすい一着になりました
シャツを選ぶ際のポイントは
裾のラウンドの高低差が激しいものは
そのまま裾を使用すると丈が短くなりすぎるところができるので要注意です
(裁断の際に工夫が必要)
雑誌掲載の作品のラウンドはややあり。デザインとしてそのまま使いました◎
コーデュロイのほうもほとんど裾にデザインのないものだったのでそのまま。
更に胸ポケットを綺麗に外し、右脇に縫いつけました
\ 雑誌momoリメイクLESSON /
by.codamari